ECM(細胞外マトリックス・真皮)

鏡を見たとき、私たちがまず気になるのは、

「乾燥している」
「毛穴が目立つ」
「赤みがある」
「キメが乱れている」
「ハリがなくなってきた」

といった、お肌の“表面”に現れている変化ではないでしょうか。

もちろん、肌表面を整えることはとても大切です。

でも、健やかで美しい肌を考えるとき、表面だけではなく、その下にある「肌の土台」に目を向けることも大切です。

そこで知っていただきたいのが、近年美容分野でも注目されているECM(細胞外マトリックス)です。
まずは、肌表面とその下で何が起きているのかを、イラストで見てみましょう。

ECM(細胞外マトリックス)とは?

ECMとは「Extracellular Matrix=細胞外マトリックス」のこと。
少し難しい言葉ですが、建物に例えるなら、肌を支える土台・柱・クッションのような存在と考えると分かりやすいと思います。

真皮には、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など、肌の構造やうるおい、弾力に関係するさまざまな成分が存在しています。

そして大切なのは、単に「コラーゲンが多ければいい」ということではありません。

肌の中では、古くなったものが分解され、新しいものがつくられるという変化が絶えず起こっています。
このつくる・分解する・整えるというバランスが保たれていることが、健やかな肌環境には重要です。

Re:Suppleでは、この一連の変化をお客様に分かりやすくお伝えする際に、「ECMサイクル」という言葉でご説明しています。

肌表面と肌の土台は別々ではありません

表皮と真皮は、それぞれ独立しているわけではありません。
肌の土台となる環境が乱れてくると、ハリや弾力、うるおいなど、私たちが肌表面で感じる「肌質」にも影響してきます。

だからこそ、
「表面に何を塗るか」だけではなく、今の肌がどんな状態なのかを見ること。

これがRe:Suppleが大切にしている肌ケアの考え方です。

肌は「攻めれば攻めるほど良い」わけではありません

肌悩みがあると、

「もっとピーリングをした方がいい?」
「もっと美容成分を入れた方がいい?」
「もっと強い施術をした方がいい?」

と考えてしまいがちです。

けれど、肌状態によって必要なケアは違います。

積極的に働きかける時期もあれば、肌を整えることを優先した方がいい時期、そして時には**「何もしない」ことを選んだ方がいい時期**もあります。

Re:Suppleでは、決められた施術を毎回同じように行うのではなく、その日の肌状態を確認しながら、

整える・育てる・何もしない

という選択肢も含めて、その方の肌に必要なケアを考えています。

次回は、「ECMのバランスが乱れると、肌では何が起こるのか?」について、もう少し詳しくご紹介します。